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スズキニーマルサン と読みます
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12月10日。皆既月食。

ぼんやりと欠けていって、あかく染まった月。
地球の裏側にかくれてしまえば、
月は暗闇のなかにすっぽり隠れてしまうーと思っていたら、
みるみるうちにあかく、存在感が増していくので
すっかり目が離せなくなってしまった。
あの赤がもしかしたらほんとうの宇宙の色かもしれない。
なんて思いながら。


 


12月11日。
雲ひとつない夜空。
満月にちかい光に満ちた月。


12月12日。
今日も月明かりがまぶしい。
うっすら雲が月を囲む。
雲は虹色に染まっていた。






ここのところこんなふうに、
月ばかりみつめて
夜空とよりそうような日々。





ーーーーーーーー




さっき。
 
不覚にも延滞しちゃったDVDをTSUTAYAに返しに。
ついでに閉店間際の駅ビルで、カフェオレをぐいっと飲み干して一息。
このところ、頭の中が ぐる ぐる ぐる ぐる まわっているので
せいとん。

せいとん のために今こうしてブログを書く。

 

 


先日の忘年会の宴の席で、
ノリでかるーく手相をみてもらった。

そのとき言われたことと、
ずっとぐるぐる悩んでいることとをつなげて照らして考えてる。



「親からは、ちゃんと普通の幸せを得られる運をもらっているのに、
 それと逆のこと、逆らったことを君は今してるね。」



この言葉に面食らってしまった。なんか図星だったというか。
「逆らってる」というふうには、私自身は一度も感じたことなかったけれど
そうなのかもしれないなぁ。
今も心配ばかりかけてるし。


けれど、「逆らってる」ことをどう捉えるか ということ。


「いま自分で道を切り拓いてるとこなんだね。」


そうか、そうなんだな。
「切り拓く」ことも、親から与えられたものがある上に成り立っているものと思うし、
いや、なくちゃムリだった。断言できる。
「逆らう」ってことは、親も知らなかったような
新しい自分を提示するってことなのだと、今はおもう。



もこもこぶくぶくしたこのせかいに自分の道を造っていくというのは、
本当に心がおれそうで 捨てられないものとの葛藤で
大事なモノと大事なモノのせめぎあいと
それらを見失わないように意識をつねに一定のところ以上に保ってくことのむずかしさとか
いーーっぱいの不安がつきまとう。あーつきまとってるなぁ、まさに今。




その中にあっても、
ここまで応援してくれる親に自分の道をしっかりと示す事ができるように、
途中であきらめないように。

不安の膜に覆われてしまわないように。





しっかりと。


しっかりと。



沈んだり浮いたりしながらも足を前へむけていきたいとおもう。







ふう。

せいとんが終わるのはまだまだ先になりそう。
コツコツと。

コツコツと進めてこう。


















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いつの間にかカレンダーは12月。

冬本番、といったかんじ。
少しずつ年の瀬のにおいを感じてきて、
この一年を振り返ろうとこのsuzukiブログをさかのぼったりしてみてる。
わたしにとっての2011年。大きな一年でした。

けど思ったより記録が少なくて残念。
ひとつひとつの記事の合間の、余白を思い出そうとしてる。

もっと書きたかったこと、あった?







ーーーーー

綴る最近のこと。


・本

しばらく寝かせていた本を手に取り、読みはじめたら
半年くらいずっと求めていたような本そのもので感激した。

ニュートラルな文体、それでいて脳裏に広がるような風景の描写。
映画を見ているようなシーンの流れ方、組み方。
頁をめくる度に、すこしずつ自分の自分への意識が研ぎすまされていくような。


今、その本を読んでいる時が二番めくらいにしあわせを感じます。



・リンゴ

みんなで蜜がたっぷりの青森りんごを齧りながら
公園で石をひろう、ということをした。
石はどんどんおもたくなって、
筋肉が壊れていくのを感じていた。のかもしれない。

翌朝みごとにムネ肉が筋肉痛になり、
あの日食べた鶏ムネ肉を想う。

野生的知覚。



・スープ

スープを究めたいなぁとおもいたち、いくつか作ってみてる。
おすすめのレシピがあったら知りたい。



・日記

そしていつも挑戦するのに続かないのが日記。
2012年は日記をつけつづけたいというのがひとつ目標になった。
のちのちの資料にするため。
香り付きの、スミレ色のインクが欲しいのだけど
一向に見当たらない。上野駅まで行こうかな。



・リング

サイズのお直し中。




・気になる言葉

ハーモニー




立川談志師匠が亡くなりましたね。



大学四年の頃、近々きっと見れなくなるだろうと思って、
浜松のフォルテホールに聞きに行ったっけ。


そういえばフォルテホールってもうないんだよね?
結構いろんな落語聞きに行ったのになぁ。
立川志の輔さんも、柳家家禄さんもあそこで聞いたんだった。


大学に呼んでみたら、案外誰か来てくれたかも。
企画すればよかったな、なんて、今更、うふふ。


で、談志師匠の話。
その頃にはだいぶ声が出なくなっていて、
独演会と銘打っていたもののの、半分は他の人が高座に上がったんだった。


今まで聞いたどんな著名人の訃報より、身近な気持ちなのは生で声を聞いたからかな。


ご冥福をお祈りします。


そうそう、11月初旬にも落語行ったのー。


三遊亭小遊三、春風亭昇太、林家木久扇という何ともミーハーなお好み演芸会(笑)

まあ、おばあちゃんも一緒に行ったからね。


でもでも、やっぱり売れっ子だけあってとってもよかった。



まず小遊三さんが古典。

昇太さんが現代風のいわゆる創作落語とちょっと毒舌な風刺話。

そしてトリの木久扇さんが落語でもなく小話でもない、
年配の方、しかもきっと始めて落語を聞く人のことを考えて、
自分の戦争体験談や活動写真(昔の映画)で活躍した大昔の俳優たちの話なんかを、
しんみりしないよう、それでいて懐かしい気持ちになるような、
とっても良いお話をされてました。


落語って、いいよね。
小さな文化ホールにも来てくれるし、安いし面白い。


また行こう。子育ての息抜きに。



さ て


仕事行ってますよー。

こどものぶんとおとなのぶんとお弁当作って。

曲げわっぱのお弁当箱買っちゃったさ〜。
ご飯がべちゃっとしないし寒くても固くならないの!

普通の弁当がおいしそうにみえるしね、ふふん。



帰ってくるとついでにこどもたちのご飯コールだから、
すぐできるように下ごしらえは休みの日に。


さつまいもやじゃがいもは茹でてマッシュにして冷凍。
ほうれん草はざくぎりにしたり茹でて冷凍。
タマネギ人参しめじピーマンパプリカはみじんおよび細切りにして冷凍。
肉類や魚は小分けにして冷凍。
ハンバーグや揚げ物は大量生産して冷凍し自家製冷食。


今まで雑誌で見てて、こんな面倒なことするなら一回ずつ切った方がええやーんって思ってたけど、
本気で時間がない今すっごく助かる!

そして冷凍すると火の通りが早い!
そしてそして野菜を無駄にすることがない!



まぁその分休みの日は台所に立ってる時間がとっても長いけどね…
でも作ったご飯食べたいし、
抱っこーって足にしがみつく子どもたちに早くご飯食べさせて相手をしてあげたい、
と思うと、がんばれるよねー。




そうそう、お仕事。

まだ入って一ヶ月半?なのに、ものすごい勢いで教え込まれて、
受付や事務処理はもちろん、ヘアメイク、着付け、証明写真の撮影まで
じゃんじゃんやらせてもらってます。


サービスや思い出をカタチにする仕事で、
お店全体がチームプレイなので、
職場の人もとっても気がつく人が多い。



だから常にみんなに動向を見られていて、
ここのこれのこの部分は知ってるよね?なんて
かなり細部まで教えてもらったり注意されたり。



でも、それってとってもありがたいなと思う。


今日もヘアメイク苦手だから練習しようかーって声かけてもらえて。


一応期待してもらってるみたいだから、がんばろう。


そして、早くもうちょっと打ち解けたいな(笑)




さいごに
12月最初の週末、しぞーかいきまっす。
オカン食堂、三度目の正直なるか。


体調崩さないよう…。






DSC06721.jpg











旅行へ。



横浜から伊豆〜浜松へとくだる
小旅行に行ってきました。レンタカーを借りて。




DSC06769.jpg










念願の紅葉をおがみ、魚介づくしをたらふく食べ、温泉に入り、
朝の海をおがみ、さらにぐんぐんくだって、
実家の屋根にのぼり(わたしは途中でギブアップだったけれど)、
さわやかでステーキを食べ、浜松市美術館、公園で野リス、
母校、浜松の新しいうごきを見学。




というような流れ。


言ってしまえば、
またまたまたまた人生にどんづまっているようなところの私だから(またかよー)
こういう「移動」ができてよかったです。



DSC06806.jpg








浜松の新しい動きっていうのは、
おもに建築系の人たちで動き出してることのよう。

DSC06811.jpg








建築の人がする
考える切り込み方とか伝え方とか
つくづく目をあらわれる思いがしました。学ぶところいっぱい。








浜松、おもしろくなりそう。

その中に芸文の後輩がいないのは少しざんねんな気持ち。
今の芸文生はどんな雰囲気なのかなあ。

私も何か加担できたらいいな。と、思うのですが。





そういえば、この前ぴーちゃん(ぴーちく)に
「同窓会ひらいてー」と(facebook上で)言われたのだった。


同窓会…。
ど、ど、同窓会…。   ド ド ド


やってみたいような…。
どうなのだろ。





みんな今はもう ちりぢりになっているし、
きっと集まってくれる人は少ないだろうけれど
企画くらいしてみてもいいかも…
しれない、




な。




どう思う?





DSC06739.jpg














6a938511.jpg










『180° SOUTH』をみた。

パタゴニアやノースフェイスの創業者のドキュメンタリー映画。
壮大なスケール感。自然とまっすぐに向き合っているかんじが
とても格好よかった。
必要以上に自然に求めず、自分の手のとどく範囲(のもう少し先くらいまで)を
ちゃんと知って理解して 存分に愉しむ。

かっこよかったなぁ。

そういえば、女の人はマコヘひとりしかででこなかった。
すごく髪がながくて、日に焼けた顔にはそばかすがいっぱい。
イルカのようにすいすいと泳ぐひと。
他の誰よりも気になった。




映像からながれでる言葉はいろいろな人から発せられるのだけど、
どの言葉にもずっしりとおもみと強さがあって
聞き逃さないようにとからだ全部で聞いていた。

にもかかわらず、途中で眠気が波のようにおそってきて 船を漕ぐ、、、。
情けないけど、その日の私には濃密すぎたのかもしれない。


この夜の睡眠は夢もみず、
深いところまでずんずんおちて ゆっくり浮上する
そんな眠りだった。







それからずっと
「自分はどう生きるか」を考えてみてる。













答えはまったくみえません。














 
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HN:
cojicoji & みずの
性別:
女性
自己紹介:
2007年9月から2008年3月まで
不定期でオープンした「suzuki203」。
サロン風に、cojicojiとみずのの自宅スペースを開放し、
ゆるいおもてなしと企画を用意して
みんなで有機的な時間の共有を試みる。


2008年4月より、
cojicojiとみずのはそれぞれの道を歩むこととなり別々の場所へ。


いつかもう一度
「suzuki203」なる場所で会えるときまでここで・・・。




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