スズキニーマルサン
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今日から六本木の21_21 DESIGN SITEで始まった、
クリスト&ジャンヌ=クロード展。
行ってきました。
14時からクリスト氏によるレクチャーがあり、
事前予約していたんだけれど
大幅なチコク…会場をまちがい…
とちゅうで行こうというきもちが折れそうになりつつ、
ふんばっていってきました。
Q&Aにはかろうじて間に合い、
一番後ろでおとなしく聞く。
約1時間にわたるQ&A、おもしろかった。
すごく心に残ったのは、
「実現不可能なことは考えない」と言っていたこと。
私たちから見れば、ドイツの国会議事堂と包むことなんて「不可能」なことなんだけれど、
それをそう答えていたのはとても印象的だった。
「この世に不可能なことなんてない」なんて言葉があるけれど、
かなしいかな、不可能なことはどうしても存在する。
社会からも時間からも自分の肉体からも、制約がどうしてもでてくる。
けれども、棒高飛びを例にすれば、
実現可能というバーを少しずつでも上げていくこと、
可能かどうか試行し、見極める姿勢で挑み続けること
ということが大事なんだろうな、とおもった。
二人のたくさんのアイデアなかでも、「失敗作」となったものがある。
不可能だと判断すれば、ばっさり切ることも
夢を可能にするためには必要な作業なんだ。
夢みる段階はもう卒業しよう。
展示は作品の特性からほぼアーカイブとドローイングなのだけど、
それらから当時の光景を想像して、ふくらめて、なんだか感極まる。
ビデオアーカイブなんか長すぎてとても全部観てられないんだけど、
1つのプロジェクトだけでも観ておきたいところ。
クリスト&ジャンヌ=クロードという二人のアーティストによる
作品の壮大なスケール、
そして不可能なようなことを、実現していくジョイ(喜び)のなかにある
お互いへの愛に、いたく感動してしまった。
ジャンヌ=クロードは、クリストと出会い、彼のパートナーとなったことで
必然的にアーティストとなった。
そして昨年11月に惜しまれつつもこの世を去った。
クリストは今も二人の夢の実現に向かって取り組みを続けてる。
彼らの作品は、
彼ら自身のために生まれた「ドラマ」とも言えるかもしれない。
わたしはそんなドラマティックな世界に、泣きそうになってしまった。
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プロフィール
HN:
cojicoji & みずの
性別:
女性
自己紹介:
2007年9月から2008年3月まで
不定期でオープンした「suzuki203」。
サロン風に、cojicojiとみずのの自宅スペースを開放し、
ゆるいおもてなしと企画を用意して
みんなで有機的な時間の共有を試みる。
2008年4月より、
cojicojiとみずのはそれぞれの道を歩むこととなり別々の場所へ。
いつかもう一度
「suzuki203」なる場所で会えるときまでここで・・・。
不定期でオープンした「suzuki203」。
サロン風に、cojicojiとみずのの自宅スペースを開放し、
ゆるいおもてなしと企画を用意して
みんなで有機的な時間の共有を試みる。
2008年4月より、
cojicojiとみずのはそれぞれの道を歩むこととなり別々の場所へ。
いつかもう一度
「suzuki203」なる場所で会えるときまでここで・・・。
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