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* 展覧会 ろぐ。




この前のこと。


bunkamura の 
『20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代
 ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館所蔵』展 Click !

をみてきました。タイトルなが!




-----



ピカソの色使いがすてきすぎる。

絵の具というのもやはり、
時が経てば劣化するもので、鮮やかな色を保つのは至難の業らしいです。
ピカソは、耐色についての研究もしていたのだとか。

絵の、百年先の在り方まで考えていたんですね。

この日、作家さんと一緒だったのですが、

「自分の絵は売れて他の人の手に渡ったわけだけれど、
 どれだけ持つんだろう。そういうところを考えるのも作家の使命だよね。」
というようなことを言っていて、、、

作品を「売る」、「アーティスト」。
なのだなあと感じる。
プロフェッショナル、というか。




その作家さんがスイスでみたピカソの絵は、
色が本当に鮮やかで、たった今描かれたばかりのようだった、と。
100年経ってもその鮮やかさ。

やはり 「巨匠ピカソ」
なのであります。



---


クレーの絵もすてきでした。

クレーは支持体にさまざまなものを使っていたという印象。
綿・麻・ジュート、、、いろんな布に絵を描いてました。

なかでもジュートの絵が好きでした。
ジュートの荒っぽさと
土っぽいナチュラルな色が最高によかった。

あと、途中で気になった画材、
糊絵具。
糊絵具という画材は初耳でした。
どんな絵具なのか気になってじっくりみてみる。
クレヨンのようなマットで重みのある質感でした(おそらく「それ」が糊絵具ならば)。


帰ってからインターネットで調べてみたのだけれど
検索結果ではクレーの名前ばかりでてきました。
やはり一般的な画材ではないのかなぁ。


糊絵具とは
絵具と小麦粉を混ぜて煮詰めたものなのだそう。
こっ、小麦粉!


絵画ってある意味実験的研究だな、と思う。




---

展覧会タイトルに入ってないけれど、
ミロもかっこよかったよ。
センスばしばしです。



20世紀というものをテーマに据えているだけあって、
わりと時間軸の流れで展示されています。

描かれた年を抑えながら見てゆくと、
なかなか面白いやも、です。























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HN:
cojicoji & みずの
性別:
女性
自己紹介:
2007年9月から2008年3月まで
不定期でオープンした「suzuki203」。
サロン風に、cojicojiとみずのの自宅スペースを開放し、
ゆるいおもてなしと企画を用意して
みんなで有機的な時間の共有を試みる。


2008年4月より、
cojicojiとみずのはそれぞれの道を歩むこととなり別々の場所へ。


いつかもう一度
「suzuki203」なる場所で会えるときまでここで・・・。




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