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スズキニーマルサン と読みます
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ピンクいろの、ラナンキュラス。





*展覧会 きろく

『ジム ランビー : アン ノウン プレジャーズ』 @t 原美術館
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html


---


ジム・ランビーの作品は近頃よく目にする気がする。

カラフルなテーピングで床一面を覆いつくす作品。
それが結構代表的なシリーズだと思う。

十和田と・・・あとどこだったっけ。
あんまり覚えてないのだけど、
十和田で見たときは 「あ、この人。あの時の。」 と思った記憶がある。
そんな感じでさりげなく気になっては、いた。

彼のこと、もう少し知りたいなあと思って、
行ってきました。





チラシに使われているようなカラフルなテーピングかと思いきや、
白黒の幾何学的模様が生まれていました。
波のような、あふれ出る液体のような、
そんなグラフィックが美術館の床を埋め尽くしている。



その中で、ちらほらとある作品たち。




一貫して、「音楽」に「うずもれる」
そんな言葉がいちばん近いだろうか。



延々と繰り返される、幾何学的模様。
大輪の花々に埋もれる、ミュージックスター。
赤茶色いペンキが滴り落ちる、ベッドのマットレス。


レコードを立方体のコンクリートの中に固め込んだ作品、
つまり立方体のコンクリートの中にレコードがうずもれている作品は、

音楽という記憶を、とどめておく。決して失わない。
そんなメッセージを受け取りました。私は。

音楽を愛する、ジムの脳みそ。


コンクリートが少し床に埋もれているように置かれているのも、
まさに脳みそが音楽にどっぷり浸っているような・・・



境界線もなにもなくなって、空間に、音楽に、時間に、うずもれてゆく・・・・

そんな自意識をも失いそうな中で、
未だ気づけていない喜び・楽しみを発見する。


   UN KNOWN PLEASURES -----




まとまりのある展覧会です。
音楽好き、共鳴できるでしょうか。








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プロフィール
HN:
cojicoji & みずの
性別:
女性
自己紹介:
2007年9月から2008年3月まで
不定期でオープンした「suzuki203」。
サロン風に、cojicojiとみずのの自宅スペースを開放し、
ゆるいおもてなしと企画を用意して
みんなで有機的な時間の共有を試みる。


2008年4月より、
cojicojiとみずのはそれぞれの道を歩むこととなり別々の場所へ。


いつかもう一度
「suzuki203」なる場所で会えるときまでここで・・・。




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