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スズキニーマルサン と読みます
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古びた本を見ると思う、
時間の経過が物事をフラットにしてしまうこと。

紙に染み込み馴染んだ色も、
はじめはキッチュでトゲトゲしていたかもしれない。
あんなふうにみんなが「すてきねぇ、センスがいいわぁ」と言う
あの「一つのモノ」としてのまとまりの良さは、
何年何日の時間を経たか、とかいう非常に物理的なできごとなのではないか。ってこと。


とすると、
今ギラギラしてるトーキョーの風景も50年たったらフラットになるかなぁとか。思ったりして。
いや、それはないか。都市景観は更新されていくものだからな。
と自分のなかでなんとなく終結したりして。




そんなことをドガーンと建つ図書館の中で、くるくるクルルと考えたりしてる。





いま、なんで図書館という場を選んでいるかといえば、
やっぱりバランスを取りたいためだったんだよなぁ、と。
おもいだした。よ。

アートだけにドップリ浸かりたくなかったからなんだ。



私はやっぱりアートに興味のないような人の興味を、
アートに惹きつけたいということが根本にあって
そういうときに、アートの世界だけで生きるっていうのは、

ちょっとちがうなー と思っていた。


そりゃあアートでごはんが食べられれば、
楽しいに越したことはないんだけれど、
それができない(つまり採用されない)んであれば、
いろんな世界をみてバランスとれた感覚っていうのを磨くことが強みになるんじゃないかって。


だから私はいわゆるあまりアートのなじみがない「地元」によく帰るし、
そこで着々と人生を送る人たちの考えを吸収してこって
意識的にしてきたつもりなのだけど。





はて、
と気づいたらこの手にはなんにも


キャリアなんてものはカケラも。



これからは未来の選択の仕方が少しずつ変わってくかもしれない。
というか変わってかなきゃヤバイイイんだ。






転機だ。のっかれ!






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プロフィール
HN:
cojicoji & みずの
性別:
女性
自己紹介:
2007年9月から2008年3月まで
不定期でオープンした「suzuki203」。
サロン風に、cojicojiとみずのの自宅スペースを開放し、
ゆるいおもてなしと企画を用意して
みんなで有機的な時間の共有を試みる。


2008年4月より、
cojicojiとみずのはそれぞれの道を歩むこととなり別々の場所へ。


いつかもう一度
「suzuki203」なる場所で会えるときまでここで・・・。




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