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スズキニーマルサン と読みます
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古屋誠一
『クリスティーネ・フルヤ=ゲッスラー 
 メモワール 1978‐1985』
  光琳社/1997
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-ISBN=4771302529



写真集です。
厚さは5センチほどあるだろうか、
どっしりと重みのある写真集。


写真家・古屋誠一が、
今は亡き妻クリスティーネとの、出会いから7年間の日々をまとめたもの。

はじめて出会ったその日から、
彼女の写真を撮っていた、という。


それから
結婚、妊娠、出産、夢への挑戦、そして挫折、などなど
それらの果てに彼女が自ら命を絶つまでのキロク。ポートレイト。








ページをめくる度におもう。
この奥に、確実に、ひとりの人の人生があったこと。
そして寄り添うようにして、もうひとりの人の人生があること。

所詮わたしたちには計り知れないけれど。





アラーキーの 『センチメンタルな旅・冬の旅』
もそうだし、
テーマ性は違うけど上田義彦、藤代冥砂、などなど

男性写真家が、妻をモデルにする写真って多い気がする。
反対に女性写真家が、夫の、しかもその生涯に焦点を当てたような写真は、
なかなか出会わないなあ。
スナップぐらいにはありそうだが。

ただ単に、いままで女性の写真家が少なかったというだけ?



「いや、あの人いるじゃん」
なんて思われた方、ぜひぜひ教えてください。




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無題
古屋さんってビフェ美術館かなんかで展示してた?
奥さんが外国人で
船こいでる写真がフライヤーにつかわれてて
すごいみたいとおもっていたのに
展示が終わっていた気ガスルーー
moe 2008/10/30(Thu)23:51:29 編集
無題
+ moemoe

そうそうたぶんそうだよーー!
この前までオペラシティアートギャラリーでやってた
「トレース・エレメンツ」にも出してたよ


写真集、すごいいいんだけどもう絶版なんだよねー…
coji 2008/10/31(Fri)21:33:16 編集
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HN:
cojicoji & みずの
性別:
女性
自己紹介:
2007年9月から2008年3月まで
不定期でオープンした「suzuki203」。
サロン風に、cojicojiとみずのの自宅スペースを開放し、
ゆるいおもてなしと企画を用意して
みんなで有機的な時間の共有を試みる。


2008年4月より、
cojicojiとみずのはそれぞれの道を歩むこととなり別々の場所へ。


いつかもう一度
「suzuki203」なる場所で会えるときまでここで・・・。




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